2013年9月28日土曜日

arduino始めました

この前DealExtreamでarduinoを買ったんですよ。
arduinoっていうのは早い話、初心者向けのマイコン(マイクロコンピュータ)なんですけどね、一部の電子工作趣味の人たちの間ではちょっとしたブームが来てたりするんですね。

マイコンは高校時代からちょっと興味はあったんですが、初期投資と導入の知識がそこそこ必要なイメージだったし、そんなに熱中するほどの時間も無かったので大学に入ってから始めようと思ってたんです。
ところが、実際大学に入ってみると自転車も始めちゃったし一人暮らしも始まっちゃったりでマイコンの事なんてかなり忘れてたんですよね。たまに思い出しても優先順位が低いもので、なかなか手を出せなかったんです。
ただ大学に入ってからプログラムの基礎を習得したり、ちょっとだけ電子部品関係の知識が深まったりして、着実にマイコンへのハードルは低くなっていたんですね。
特にarduinoとソフトウェアの特性が近いprosessingを扱ったことがあった事もあり、扱う前に必要な知識はほとんどなかったものですから、思い立ったその時に今始めなくちゃという思いがありました。

arduinoにはいくつか種類があって、自分でもよくわかってないのですが、いろいろ性能を特化させたり得意分野を分けていろいろモデルが出ているようです。その中でも入門にはarduinoUNOがおすすめ・・・らしいという事がわかりました。
調べると、いろいろarduinoユーザー向けの書籍が出ていたり、入門キットのようなものも販売されているようなのですが、正直そういう若葉マーク的な正攻法では面白みがないし、やりたいことが載ってなかったり、興味ない事が載ってたりで結果半分も活用できないパターンがあるので、今回はarduino本体だけを買って、あとはネットの情報と推察力を頼りにしようという事にしました。

arduinoに種類があると書きましたが、どうやら公式のバリエーションの他にサードパーティー製のその互換機というのも出回っているらしいのです。国内通販をザッと見た感じだとだいたいが公式モノなのかな、という感じと、もうちょっと安くならんかね、という気持ちとがありました。
そういえば昔、DealExtream(DX)でarduinoを扱ってるのを見た気がするなと思い出しまして、早速検索。本体の他にもいろいろ拡張パーツやらが売られている様子。そんな中目を引いたのがこちら(非アフィ)。
Freaduino UNO V1.8.1です。なんとなく本家の青arduinoよりもドイツっぽくてカラーリングが綺麗だし、レビューを見る限り上位互換っぽいし、なんかピン多いし。みたいな。
ただし、検索してもこの製品に関する日本語記事はほぼ無く、正直迷いました。しかしレビューの褒め具合から見て失敗はしないだろうと踏んで買う決心をしたのです。
ちなみにFreaduinoというのは誤記ではありません。rが抜けてますが(DXの商品名では補完されてる)本体の刻印の通りで、海外サイトでもrなしで通っているようです。

そして、注文してからおよそ10日程で商品が届きました。


いつもの黄色い封筒で。


梱包されてたのはこれだけ。


説明書とかそういうのもナシ。


刻印的には上下逆でしたか。


裏には世界地図。もちろん欧州中心。



という感じで、レビューの通りやたら短いUSBケーブルが同梱されていました。
背景のカッターマットの格子が1cmピッチなのでサイズ感もおわかりいただけるかと。本家UNOとサイズ規格とかは合わせてるらしいです。

検索してここまでたどり着いた人向けにちょっと書いておくと。
さしあたって公式サイトからプログラム・コンパイル・書き込みを一手に引き受けてくれるソフトを入手することから始まります。
インストールが終わったらUSBケーブルでパソコンと接続し(電源はUSBから供給できるようです)、サンプルプログラム“Blink”というプログラムを開いてマイコンに書き込みます。するとなんか勝手にLEDが点滅し始めると思います。

初心者向けの解説サイトのつもりではないので多くは語りませんけど、13番目の端子とその点滅してるLEDが裏でつながってるという事のようですね。初心者向けのサイトではあんまり細かい事を書いてくれていないので、自分でやってみて地道に調べるしかないですね。
ネットを参考にする初心者さんたちは部品の役割とかを知るよりもまず動かしたいんですかね。わかりませんけども。
ま、細々と気長にやっていこうと思います。

説明書がないので、一応他にわかったことを書いておくと。
電源は内側+外側-。逆では動作せず(保護回路は働いてる様子)。
基板にDC7-23Vとは書いてあるが、USB給電できるだけあってLED程度なら5Vでも動かせる様子。
直置きで作業をするわけにはいかないので、足をつけようと思ったら、4つある穴の内一番下の写真で右側の2つ以外は、穴から半田が近すぎて金属スペーサーは使用できないようです。短絡の危険性もですが、そもそもピンのプラ台座に干渉したりします。
専用ケースとかならいけるかもです。

いじり始めて二日目ですが、やっと端子を複数制御してスイッチの入力を読み取ったり、LEDを個別にチカチカさせるあたりまできました。GNDの取り扱いを間違えてたりと結構基本的なところが抜けてたりしますが、それはそれで楽しいですね。パズル感覚と言いますか。

まだ始めたばかりで、いつまで続くかどこまでできるか何をしたいかなんてわかりませんけど、arduino関連はラベルをつけておこうと思います。
自分自身、久しぶりに生き生きしてる感じもしますよ。