2014年6月9日月曜日

ヘッドホンにipod nano7世代を取り付ける話

こんにちは。

およそ5ヶ月ぶりのブログです。

例年1~4月の時期は忙しいのでブログ書かない事が多いですけど、そうやってブログから離れてると忙しくなくなっても何を書いて良いのかよくわかんなくなりますね。


今日はipod nanoのお話。

昔々、中学生ぐらいでしたかね。あれは親にデジカメを買ってもらってそう時間の経っていない頃だったと思います。どこかしらお出かけするときはだいたいデジカメを持ち歩いてたんですけど、そんなある日、ネット上で開催されていたとある写真コンテストを見つけたんですね。

桜の写真のコンテストだったんですけど、たまたまその前の週ぐらいに撮った写真があったので応募してみたら優秀賞だったかな、一番いい賞を頂きまして。後にも先にも写真関連で入賞したのってその時だけでしたけど、まあビギナーズラックだったんでしょうか。その景品がipod nanoの初代でした。

そんなにミーハーに音楽を聴いてるタイプではなかったんですけど、時代はMP3プレーヤーの黎明期でしたから、デジタルものを弄りたくて仕方なかったお年頃の我々は中古で内蔵128MBのUSBメモリタイプとか、クソみたいな音質のSDカードスロットタイプの輸入ものとかで遊んでたんですね。

そんな頃だったので、ファッショナブルな外観や小さいのに4GBもの大容量メモリを搭載したりといった高級モデルを手にしてしまってどうしていいのか戸惑いはあったと思います。

あれから8年ぐらい経ったんですかね。ここ最近はあまり使ってませんでしたが、大学受験の頃はわりかしずっと使っていた気がしますね。時が経つにつれてだんだんバッテリーの持続時間も短くなってきたような気がしながら、飽きもせず同じ曲を聴き続けたものです。

その初代ですが、数年前にバッテリーの過熱問題が浮上してきました。当初はApple側はなかなか対応を渋ってバッテリー交換とかのリコールもなかなかしたがらなかったんですが、最終的には初代モデルを回収し、新しいモデルと交換する対応を決断したのでした。

しかし、そのニュースを聞いても初代愛好家達はなかなかその交換プログラムを利用しようとはしませんでした。なぜなら、交換品が第6世代だったからです。

クリックホイールが廃止され、正方形になってしまったnanoは初代を愛して止まない古参ユーザーにとって受け入れがたい代物でした。その後nanoの第7世代が発売され、交換品が切り替わるのではと噂されましたが、発売後しばらく経ってもAppleは第6世代を送り続けました。

いつかはメーカー在庫も尽きるはず。そして現行の第7世代が送られるようになるはずだと、私たちは交換した人たちの報告を確認しながらその時が来るまで息を潜めました。そう。必ずその時が来るのだと信じて。

そしてこの4月、遂に第7世代への交換報告が出始めます。遂にやったのです。我々は歓喜の声を上げ、とりあえず釣りでない事を確認するために次の人柱を待ちました。そりゃ待ちますよ。

続々と第7世代を受け取ったと報告が入り、よし今だと言わんばかりに交換プログラムへ申し込みました。長年連れ添った初代ともお別れです。そして自分にとって新しいオーディオ時代が来るのだなと思ったものです。

そう考えると、なんだか周辺機器も新しいものにしてみようかななんて事になり、長らくイヤホン派だったので、久しぶりにヘッドホンを買ってみようかとアマゾンで物色を始めるわけです。

正直オーディオオタクでもないし店頭で視聴をした経験なんてそんなにないものですから、ぶっちゃけどれが良いのかなんてわかりません。辛うじてレビューが機能してますけど、実際読んでみると音に関しては基本的に主観的な意見になってしまうので対局な事が書かれてたりもするわけです。

結局選ぶ基準はメーカーと値段と見た目と謳い文句ですかね。あと上位下位の機種関係とかでなんとか選ぶしかありません。

見た目のこだわりは中身のこだわりの指標になるものだと勝手に思ってる人なので、基本的にお値段と見た目で選びました。あとは音域のバランス。これまで初心者にもわかりやすい低音が得意なイヤホンを選んでたので、そろそろ普通にいい音が出るのでいいかなって。

そんなこんなしているうちに、初代の回収がやってきます。なんか公式ページでシリアル番号入れるときに住所とか名前とか入れてたので、そのまま本体だけヤマトのおっちゃんにホイって渡せば終わりでした。あっけない。





鏡面仕上げが印象的でしたけど、このモデル限りでした。

そして第7世代が届きます。






簡易包装で本体とDock変換アダプタだけが入っています。

ケーブルとかイヤホンとかは持ってるだろって感じですね。まあ無償交換ですからその辺のコストは削らせてあげてくださいって感じで。

この変換アダプタ、横幅がでかい代わりに本体にピッタリくっつくので、ケースに入れてると使えないとか。純正買うとなんか馬鹿高いらしくて、公式ストアのレビューは結構荒れてらっしゃる様子。くわばらくわばら。

届いてまず思ったのが軽さ。31gだそうで、それでも音楽再生は30時間駆動だそう。かがくのちからってすげー。

揃ってしばらくは普通に使ってたんですけど、使ってたら机に本体おいたまま立ち上がっちゃったりするじゃないですか。でもこの軽さだと被ってるヘッドホンで普通にぶらぶらしながら持ち運べるんですよね。そこでふと思ったんですよ。偶然ですけど、イヤホン端子はヘッドホン左から統一して出てて、しかもケーブルの取り替えが可能なタイプだったんですね。 ヘッドホンは実測126g。

久しぶりに自作erの血が騒ぎはじめました。

本体をヘッドホンに固定して、オーディオケーブルを短いものに交換すれば煩わしいケーブル問題が回避できるというわけです。ブンブン首回したってへっちゃらだぜ。

そのためにアマゾンでnanoのケースとシャレオツな短いオーディオケーブルを注文。思い立ったが吉日ですね。まあ、届くのにまた時間かかるわけなんですけども。

そしてその2つが今日届いたというわけです。

今日の登場人物の集合写真です。



ケースです。黒い。裏にはクリップつき。





これが今回買ったヘッドホン。ケーブル長い。そしてとれる。






どうせなら、と100均みたいなのじゃなくてシャレオツな感じでいこうと思って奮発しました。580円ぐらいのケーブル。30cm。

ヘッドホン側の端子にクリアランスの問題で刺さらないケーブルがあるとアマゾンでレビューがあったのでその辺も気にしながら。結果はばっちりでした。





しかし別の問題が。ケース側の設計がシビアで奥まで刺さらない事案発生。

柔らかい樹脂製なので焦りすらしませんでしたけど。カッターで切っちゃえばいいや。




いつものデザインナイフでサクッといこうと思ったら案外粘るので、仕方なく刃を交換。長いこと交換してなかったせいで切れ味はかなり落ちてたご様子。新品の刃はサクサク切れます。



完成したのがこんな感じ。




ヘッドホンのアーム部はそんなに強い締め付けではないんですけど、乗せ方を間違えなければ頭の上でずれることもない感じでなかなか高評価。

見た目的にどうなのって感じはあると思いますけど、それ以上に機能性が高すぎて超良い感じに。

まあお外で使っててもなんかパンクな雰囲気出しとけばそれなりにナチュラルな印象でいけるんじゃないか(?)とか思ったりしますけど。実際これで電車乗ってても感心こそすれどダサくはない仕上がりかと。



昔ヘッドホン一体型のMP3プレイヤーなんかもありましたけど、こいつらなかなか高品質な組み合わせだし、これだと胸ポケットでも丁度良い長さで汎用性高いっすよね。

しばらくはこいつらで戦えます。何よりうんこがしやすい。ズボン脱ぐ時気にしなくて済む。マジで。

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