2010年11月20日土曜日

こんな時間に僕は何をやっているんだろう

そんなことを考えては何もやっていけなくなる気がします。

月が満月に近いことを思い出して、ふとベランダを眺めると、綺麗な星空が広がっていました。

月齢もろくに調べていなかったので、恐らく沈んだか、

建物に隠れて見えないか位の位置にいるのでしょう、その姿は見られませんでした。

ベランダを出ると、正面にはオリヲン座が姿を見せていました。


胴体しか写ってないのは仕様です。

雲が流れてて被りそうだった上に光量がたr(ry


オリオンとかオリヲンとか言いますけど、綴るとOriwonになるんですね。

オリヲンで検索すると「オリヲン座からの招待状」がいっぱい出てくるんですけど、

いつの間に映画化してたんですか。

俺が原作の短編を読んだ頃に放映してたんですね。何にも知らずに読んでたよ。

少年期に「悪魔」とか読んでもさっぱりわかんなかったけどね。

「ラブ・レター」は名作。これだけは譲れない。ってこれも映画化されてんのかよ。

浅田作品はドラマ化されすぎててほんとついて行けないわ。



シリウスと見られる恒星。

星の名前とか忘れすぎてて死にたい。

教養として学習しておきたいリストの上の方には上がってるんだが、

なかなか、ね。

天体写真用のカメラを買う頃には基礎知識をつけておきたいところ。



今日はそれだけなんだけどね。

携帯端末でご覧の皆様ごめんなさい。

たぶん一枚目のオリオン座は見えてないですよね。

2010年11月16日火曜日

Knogっぽいライト買った

更新頻度が落ちまくっててなんか申し訳ないです。

最近日常のどうでも良いことを記事にしなくなった気がしますね。

定期的に見てる人には申し訳ないです。

何度も言いますけど、RSSで記事を更新したときだけ見て頂ければよろしいかと。

アクセス数が多少でもあると、なんか気を遣っちゃいますねー。気にしすぎでしょうか。



さて、昨日届いたお届け物。

今流行のサイクルライトに、Knog(輸入代理:ダイアテック)というブランドの

BEETLEというものがありまして、これが革新的なデザインだ―――ということで去年か一昨年かぐらいに話題になりました。

そもそもKnogというのは、オーストラリアのデザイナー集団が作ったブランドだそうです。

といううろ覚えな情報でしたけど、実はイギリスで前身となる会社を作ったそうなんですねー。

詳しく知りたければwikipediaか公式かに飛べば歴史がわかるんじゃないでしょうか。

そのライト、欲しいなーと思いつつ定価2100円という小さな壁を越えられずにいました。

そんなある日、何度かお世話になってる香港のショッピングサイトDealExtream

通称DXでそのライトに良く似た商品を見つけたんですね。

2-LED 3-Mode Fog Bicycle Light - White (Pair/2*CR2032)

2-LED 3-Mode Fog Bicycle Light - Red (Pair/2*CR2032)

それぞれ、5.00ドルで二個入り。

合計10ドル≒850円(85円/ドル時)で買えるということだったので、とりあえず買ってみました。

850円のお買い物でも、このサイトは全商品送料無料なので便利です。

かつて90円ぐらいの液晶保護シールをそれだけで頼んだこともありました。ちゃんと届いたけどね。

それで、このライトを注文したのが実は10月13日だったんですね。

低価格の注文にはトラッキングナンバー(追跡番号)をつけてくれないので、

今どの辺にあるのかもわからないまま、1ヶ月以上待ってたんですねー。

発送状況はDXにログインすれば見られるんですけどね。

これまで1ヶ月以上かかったことはなかったんですけど、

なにやら中国の大規模な祝日が影響してたとかしてなかったとか。

まぁ届いたので良しとしましょう。

海外通販で2ヶ月ぐらいは余裕で待てますからね。というか、待てない人は買っちゃダメですね。

さてさて前置きが長くなりましたが、昨日届いたお品のレポートはここからです。

まずはパッケージ。
明らかにKnogによるデザインパッケージではありませんw

しかしこのデザインセンス、中華系の紛い物って感じがして興奮しますね。

世界の紛い物は地域ごとにパッケージのデザイン方針があるから面白い。





期待していたよりは明るく、視認性は高そうだ。

曲がりなりにも高品質ブランドのコピーなので、その辺のコピーより高品質かもしれない。






一つのパッケージに二つずつ入っているんだが、白色LEDの色が違う・・・。

単一波長しか出さない赤燈黄緑青藍紫(そういえば藍色ってあったっけ・・・)のLEDとは違って、

メーカー、型、ロットなどによっていろんな色が見られます。

若干青みがかった方が白っぽく見える気がします。

その辺は425円だと思えば許容範囲内でしょう。




簡単に分解できるのも特徴。

基盤以外はKnog純正のものと差異が見られません・・・

実は点滅パターンが違いまして、今回購入したものは

◎×◎×◎×◎×(早い)

◎◎××◎◎××(遅い)

常点灯

OFF

となっていて、二つのLEDを交互に点灯させるパターンが無いんですね。

交互に点灯させようとすると基盤とICが少し複雑になるんですが、

点灯させる回路が組めるんであれば特に難しいことではないと思うんですけどね・・・。

手抜きっぷりがチャイナです。


参考までに、Knog純正品の動画を見つけたので掲載しておきます。



形はほんとそのまんまなんですよ・・・。

受注工場から型だけ借りてきて作ってんじゃないかと思うほどです。

それなら基盤も・・・って工場が違うよな。




右は下側から電池を外して覗いた状態です。

左を見て頂いて、LEDの向きに注目して頂きたいんですけど、

向いている方向がまちまちなんですね。

赤の後尾灯なら大した問題ではないですけど、

白を前照灯として使うなら割と問題が出てきます。

ですので、結局4つとも方向を統一させる作業をしました。

厄介なのは、足の長さが左右のLEDで違っているので、

同じ方へ向けると背の高さがズレるんですね・・・。

正面から見たときに不格好だったり・・・。



怪しい紛い物シリーズは近いうちに届くであろうイヤホン、通称耳栓へと続く。

2010年11月5日金曜日

大阪万博記念公園へ行ってきました 後編


金曜に引き続き、月曜も曇天だった。

曇天でもなんとか良い写真を撮る方法を知っているのがきっと良いカメラマンなんだと思う。



このサイズで写真を掲載すると、ブログのスタイル上支障が生じることは承知しているので、

その辺は突っ込まなくて良い。

展望タワーから 太陽の塔、阪急エキスポパーク方向。

自然文化園は、かつての各パビリオンがあった位置に看板と石が置いてあるだけで、

完全にかつての様相とは異なっている。

ご覧の通り森であり、建造物は園の面積の五分の一も占めていないだろう。


良質な石畳を見ると、心が躍るのはロードレースファンの性か。

西口近くの西大路広場から東方向。

建物は基礎すら残らず撤去され、様々な動植物が棲んでいる。


鷺とか大好きなんですけど、近寄ったらすぐ飛んで行っちゃうんで、遠くから望遠で・・・



近寄れるのは15mぐらいが限度。


 

それでも追いかける。



鷺を追いかけすぎて、民族博物館とEXPO'70に費やす時間が少なくなる。

民族博物館に入るが、あまりにも広く濃い内容で、時間が無くなる。

最後の方に展示してある東アジアや日本は、

完全に横目に見るだけで終わらせざるを得なかった。

というのも、本来の万博公園の目的はEXPO'70パビリオンだったので、

追加料金であるにもかかわらず、無視して帰ることができなかった。


万博を知らない世代にとって、裏の顔はあまり知られていないように思える。

予習無しで乗り込んだのだが、

この写真の撮影位置の左手にある奇妙なトラス構造の置物が、

実は当時重要な建造物であったとは知る由もなく、当然撮影もしていない。
(実は画像の左上端に写り混んでいる・・・)



退館時に撮影したものだが、館内の資料から推測するに、

かつての鋼鉄館を利用しているらしい。

館内から鋼鉄館の名残である中央部を覗ける窓があるが、暗すぎて何が何だか。。。

再現だと言われても、自分にはその真偽を見極めることは出来ない。

肝心の展示内容だが、ごく一般的な展示内容量。

民族博物館の半端じゃない展示内容に比べると、安心するほど妥当な量だった。

内容も十分面白いもので、自分の期待を充分に見たし、当時の様子を垣間見ることができた。

ただ、売店をひとつとして回っていないことや、展示内容を吟味しきれなかったことなどから、

来年の2月3月にでもリベンジできればと思ってます。

晴天での撮影もしたいですしね。



今回の万博攻略を経て、大阪万博の魅力、というよりもむしろ、70年代の魅力の深さに気付いた。

高度成長期の美しさとでも言うべきか、人間的な活気に満ちた年代であった。

70年代の象徴である万博は、国家プロジェクトであるその性質上

デザイン的・文化的に選りすぐりのものが集約されていると思うので、

当時の万博の様々な資料を読んでみようと思ったが、どうやら出版物はさほど多くない様子だ。

新書としては全く書店に並んでおらず、なかなか資料を集めるのには苦労しそうだ。

暇を見つけて中古書店街へ行ってみようと思っている。

図書館で資料を探すには、やはり大阪地域でないと探し出すことは難しいだろう。

主に興味があるのは、パビリオンの設計図や、制服やロゴマークなどのデザイン。

レトロな企業のロゴには現代にない魅力を感じるし、配色も当時は独特だった。

太陽の塔にしても、当時の写真ではは鮮やかな赤であり、今のように褪せていなかった。

心理的に、景気の良いときは明るい色を好み、

景気の悪いときは暗い色を好むと言われているが、その辺にも興味がある。



まぁなんにせよ、俺は現代のデザインに多少飽きてきている。

2010年11月3日水曜日

大阪万博記念公園へ行ってきました 前編

閉園時刻、東から太陽の塔を望む


大阪万国博覧会跡地である、万国博公園へ行ってきました。



1970年に開催され、今回の上海万博に次ぐ来場者数を記録した大阪万国博覧会。

現在では、北側の跡地を自然公園と民族博物館などの施設、

南東のエキスポランドは事故で客足が遠のいたことなどを理由に閉園し、

現在はファームエキスポとして、農業に関する施設として利用されている。


関西入りした初日に、友人と待ち合わせの時間までを埋めるために万博公園へ行こうと思い立った。

大阪モノレールで万博記念公園駅を下車。

駅から太陽の塔が見える方向(自然文化園側)へ向かう。



初日は曇天のため、写真を撮ろうという気力があまり湧かず、こんなものしか撮っていない・・・。

30分程時間をつぶせたら、という安易な発想で来たものの、

予想していなかった入園料と園内の広さに愕然とし、自然文化園への入園を断念した。

そこで、駅から自然文化園へと繋がる橋の手前にあったファームエキスポへと行くことにした。



大きな地図で見る


ファームエキスポはゲートが撤去され、入園無料であり、あからさまに寂れている。

予備知識無しで万博公園へ行ったため、ここがかつてのエキスポランドだとは思いもしなかった。

案内図を見返せば、空白地帯の広さに不自然さを感じなかったことを疑問に思う。



平日金曜の昼過ぎだったこともあるだろうが、

自然文化園と比較すると人気の無さは半端ではない。

自然文化園は後日まとめて楽しむことにして、この日はファームエキスポを攻略することにした。


D51が保存されていることは入ってから知った。

名車すぎて逆に希少性がないのが玉に瑕。

雨ざらしだが、手入れのせいか保存状態は良い。

柵を越える階段があるが、鎖で封鎖されている。 整備費の節約か。


唯一開放されている東へ進む。

呪いの札かと思うほど「馬」の紙が至る所に貼られている。


エキスポランドとしての役目を終えた後、ジェットコースターなどの建造物を撤去し、

バリケードによって使わない区域を封鎖している。

その内側には、営業時代の看板が設置されたままだった。

閉園から年月がさほど経っていないため、劣化はほとんどない。

現在地は左端。中央下の入り口からほぼ一直線の区域が立ち入りの可能な区域で、

その他へは写真に写っているような壁が設置されており、立ち入れないことになっている。

入り口正面や左のジェットコースターなどの架空線は既に撤去されており、

奥にあったはずの観覧車は確認できなかった。

多くの観覧車は遊園地全域を見渡せる位置にあり、

特にエキスポランドの場合は北の自然文化園方向も見渡せる必要があるので、

既に撤去されていたものと考えた。


無惨にも、撤去痕が生々しい。

将来的に何らかの整備はするであろうが、

その予定も決まらない今整えたところで、単なる無駄に過ぎないと言うことか。

 

入り口から真っ直ぐ進んだところ。

閑散としているとはいえ、 営業中。少ないながらも人通りもあったので先には進まない。

過去のテーマパークを好む者にとって、この先は非常に気になるのだが。


退園。

ちなみに、中央ゲート以外は封鎖されて出入りが出来ない。



30分程度の予定があまりの過疎っぷりに興奮してしまい、長居をしてしまった。

この後明石へ向かい、たこフェリーに乗った。

自然文化園は月曜訪問の後編へと続く。