2013年8月8日木曜日

13夏アニメ

まあ、アニメの話でも。

一般論でないことを了承願いたい。



ざっとランク付けするならこんな感じ。
ただし、理由は個人的趣味を含めていろいろあるので一概に順位だと思わないで欲しい。


●見るべきアニメ
きんいろモザイク
銀の匙
プリズマ☆イリヤ

●見るに値するアニメ
サーバント×サービス
有頂天家族
ロウきゅーぶ!SS
私がモテないのはどう考えても

●余裕があるなら見ても損しない?アニメ
Free!
ブラッドラッド
C3部
げんしけん二代目
ダンガンロンパ
神様のいない日曜日

●何かが惜しいアニメ
恋愛ラボ
ローゼンメイデン
ガッチャマンクラウズ
君のいる町
ネプテューヌ

●続き物
ハイスクールD×D NEW


5分アニメは除外。
録画予約から拾ったので、これ以外は見てないか見るのをやめた作品。


いくつか個別にコメントを。

きんモザは1話こそ将来性の感じられない展開で、しかもアス比を変えて映画調に仕上げてたので一体どの層に向けたアニメなのかとさえ思ったほど。
漫画だと連載開始だけページを増やしてたりするので、あるいはそれを忠実に再現したのかもしれないが、正直言って後のストーリーの伏線になるでもなく、本編中でちょくちょく回想する程度の方がよかったかと思う。
ストーリーは文句の言いようがないほのぼの日常系。ギャグ感も適度。キャラもバランスよく個性が立っていて良し。
個人的に思うのは、アリスの髪の質感(明暗の色分け)が良かったり、COCO塾が監修した英語の台詞も等々細かいところも好感。

銀の匙は原作を読んでいないが、話としてかなり高度に構成されている感があり安心感がある。酪農ははっきり言って知らない事の方が多い分野だが、あれこれ詰め込みすぎずコミカルでコンパクトにまとめられていてとてもわかりやすい。
夕方やっても、むしろ一般向けアニメとしてそのまま放送すべき作品。普通の面白さがずば抜けていてそれ以上特筆すべき事はない。

プリズマ☆イリヤはギャグ感とネタ感を上手い具合に操縦できていて面白い。適切なBGMの使用とCG技術に頼りすぎないバランス感が良い。
喋るロリコンステッキという設定がかなり巧妙で、妖精とか小動物では描かざるを得ない表情や身振りをかなり省略して無機質感を出しつつも性格が濃い、というのをうまく利用できている。これはイリヤとの関係性によるイメージも強い。
あと門脇が個人的に好み。名塚さんはもっと喋るべき。

他は抜粋して。

恋愛ラボは発想というか題材は良いのだが、メインの5人でも登場人物としての魅力にバラツキがあって少々バランスの悪さを感じる。きんモザは立ち位置が割とはっきりしていて、それでも不公平感は感じないのだが、恋愛ラボはぶっちゃけ居なくても普通に話の進んじゃう気のするキャラが・・・という感じ。

ローゼンの評価が低いのは原作や旧作を見ておらず、いまいち方向性が見えていない点から。あと、OPがAnotherっぽいのと本編の色調が暗めなのでファンタジーというよりホラーみたいな雰囲気がする。


アニメの評価方法はいろいろあるでしょうが、自分としては「知らない人がいきなり見ても楽しめる」っていうのを重視してます。
ストーリーがわからなくても絵やキャラクターのやりとりだけで何となく楽しめるというのは、本当に初めて見た人だけではなく前話を見逃したり内容を忘れたりしてもついて行けるという事なので、いろんなアニメを見てる身としても気楽に楽しめます。
それから自分自身は映像の素人なのであんまり言うのもおこがましいですけど、画面の切り替えとか映像と音の調和、色の使い方とかも結構気にしてます。マジシャンなんかが視線の引きつけ方を気にしますけど、それと共通するところがあって、見ようとした瞬間に画面が変わったりすると正直言って楽しめないです。BGMや効果音では安易な使い回しをしてると雰囲気が出ないどころか気分が落ちる時もあります。あと色は個人的に興味があって気にしてるというのもあるでしょうが、それこそ髪の質感を始め、背景を描き込まずに単色やグラデーションでぼかす時とかは作風が結構出ちゃう気がします。
あとはキャラの存在感ですけど、女の子がかわいいとか以前に人として魅力的に描けているかは大事だと思います。男だらけのアニメでも気分の良い生き様だったりユーモアに溢れてたりするとそれだけで十分です。安易にキャラクターデザインだけに頼るとネプテューヌみたいになります。


メモ代わり程度に。



追記。
進撃の巨人とレールガンが抜けてました。

進撃の巨人は原作からすごいすごいと言われてたが、見てみると案の定と言うべきか、それほどすごくもなく。作画はかなり力を入れているようで、納期に間に合ってないとか噂も聞きましたけど、そこまで力入れても感動するわけでもなく。というのも、そもそものストーリーがかなり偏った作りをしているのと、個人的に作中で使われているメカや生物学の設定がぐちゃぐちゃな辺りが気になって仕方ない。余裕があるなら枠。

レールガンは続き物でもあり、大人気らしいとあるシリーズなので何の疑問もなく視聴リストに入ってたが、まず1話の雰囲気に違和感。映画でも始まるのかというほどハイテンションでの導入。ドヤ顔過ぎて置いて行かれた感さえあった。原作からのファンがどれくらいかは知らないが、世界観に自信を持ちすぎていて最早迷いがないよう。EDの雰囲気も脇目を振らずにという感じがする。
端的に言うと、その世界観があまり好きではないのだが。インデックスの時はあくまで魔法の話だったので特に無理を感じなかったのだが、科学と銘打った上でほぼ理屈抜きの実質魔法を使っている、にもかかわらずどういうわけか作中で原理を説明しようとしているところでひずみを感じる。例えば主人公の電気関係の能力で言えば、放電の描写の際に意味も無く空気中で絶縁が破れたり、どういうわけか電子操作の能力もあってコンピューターのセキュリティを突破したり。正直一番意味がわからないのはメルトダウナーさんの能力ですけど。何かが惜しい枠。

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