2010年11月3日水曜日

大阪万博記念公園へ行ってきました 前編

閉園時刻、東から太陽の塔を望む


大阪万国博覧会跡地である、万国博公園へ行ってきました。



1970年に開催され、今回の上海万博に次ぐ来場者数を記録した大阪万国博覧会。

現在では、北側の跡地を自然公園と民族博物館などの施設、

南東のエキスポランドは事故で客足が遠のいたことなどを理由に閉園し、

現在はファームエキスポとして、農業に関する施設として利用されている。


関西入りした初日に、友人と待ち合わせの時間までを埋めるために万博公園へ行こうと思い立った。

大阪モノレールで万博記念公園駅を下車。

駅から太陽の塔が見える方向(自然文化園側)へ向かう。



初日は曇天のため、写真を撮ろうという気力があまり湧かず、こんなものしか撮っていない・・・。

30分程時間をつぶせたら、という安易な発想で来たものの、

予想していなかった入園料と園内の広さに愕然とし、自然文化園への入園を断念した。

そこで、駅から自然文化園へと繋がる橋の手前にあったファームエキスポへと行くことにした。



大きな地図で見る


ファームエキスポはゲートが撤去され、入園無料であり、あからさまに寂れている。

予備知識無しで万博公園へ行ったため、ここがかつてのエキスポランドだとは思いもしなかった。

案内図を見返せば、空白地帯の広さに不自然さを感じなかったことを疑問に思う。



平日金曜の昼過ぎだったこともあるだろうが、

自然文化園と比較すると人気の無さは半端ではない。

自然文化園は後日まとめて楽しむことにして、この日はファームエキスポを攻略することにした。


D51が保存されていることは入ってから知った。

名車すぎて逆に希少性がないのが玉に瑕。

雨ざらしだが、手入れのせいか保存状態は良い。

柵を越える階段があるが、鎖で封鎖されている。 整備費の節約か。


唯一開放されている東へ進む。

呪いの札かと思うほど「馬」の紙が至る所に貼られている。


エキスポランドとしての役目を終えた後、ジェットコースターなどの建造物を撤去し、

バリケードによって使わない区域を封鎖している。

その内側には、営業時代の看板が設置されたままだった。

閉園から年月がさほど経っていないため、劣化はほとんどない。

現在地は左端。中央下の入り口からほぼ一直線の区域が立ち入りの可能な区域で、

その他へは写真に写っているような壁が設置されており、立ち入れないことになっている。

入り口正面や左のジェットコースターなどの架空線は既に撤去されており、

奥にあったはずの観覧車は確認できなかった。

多くの観覧車は遊園地全域を見渡せる位置にあり、

特にエキスポランドの場合は北の自然文化園方向も見渡せる必要があるので、

既に撤去されていたものと考えた。


無惨にも、撤去痕が生々しい。

将来的に何らかの整備はするであろうが、

その予定も決まらない今整えたところで、単なる無駄に過ぎないと言うことか。

 

入り口から真っ直ぐ進んだところ。

閑散としているとはいえ、 営業中。少ないながらも人通りもあったので先には進まない。

過去のテーマパークを好む者にとって、この先は非常に気になるのだが。


退園。

ちなみに、中央ゲート以外は封鎖されて出入りが出来ない。



30分程度の予定があまりの過疎っぷりに興奮してしまい、長居をしてしまった。

この後明石へ向かい、たこフェリーに乗った。

自然文化園は月曜訪問の後編へと続く。

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