2010年8月7日土曜日

夏休みは遠いよ

みんな夏休みなんだよね。

俺は10日まで休みに入れないんだぜ。

でもねぇ。10日過ぎてからの予定が無いのよね。

アルバイトも決まってないし。

結局鉄道博物館は既に応募者多数の門前払い。

オリエンタル警備は返信無いから昨日催促の問い合わせをしておいた。

在宅のデータ入力は9月はじめから。

やることがほんとになくて困ってるんですよ。

試験監督の求人も見つからないしなぁ。

単発でまともなバイトがいまいち見つからないのですよ。

ネット以外の手段で探す方がいいのかもしれないんですけどね。



ふと見たヤフオクで自転車用品を見てみると、ウェアとか安いんですね。

海外通販を利用した転売厨が湧いてるからだと思うんですが、

部品関係も価格が非常に低くなってるんです。

仕入れ値以下で取引されているので、自転車関係で錬金術は無理そうですねぇ。

9月からデータ入力を狂ったように始めるしかないですか。

それまではいろいろとできることをやろうか。

ん。 できることって何だよ。



秒速見ました。木曜の夜と今日に分けて。

ぶっちゃけた話、何を伝えたかったのかよくわかりませんでしたけど、絵はきれいでした。

1話だけ木曜に見てたので、話が一貫していることに気づいたのは3話に入ってからでしたけど。

転校っていうのは物語を作る上でかなり有効なイベントですよね。

キャラクターを増やす目的はもちろんですけど、

自分にはどうしようもない大人の都合の無慈悲さを嘆くとか、使い方は様々です。

秒速はそれが話の上でかなり重要な仕事をしてますね。

で、まぁかなりバッドエンド寄りな訳ですけどあの手の終わり方は見た後鬱になりますよね。

その上、あの主人公って救いようがないんですよね。

話が終わった時点で完全にぼっちだし、会社も辞めて趣味も特になさそうな感じで。

極めつけに、元カノは幸せそうという。

抜け道がないですよね。

現実はそううまく抜け道がないこともよくありますけど、

作り話では何らかの都合のいい設定を加えておかないと後が重いんですよね。

その上、山崎まさよしですよ。

もう一回、もう一度機会を――

って完全にネガティブな・・・。

映像作品を見るたびに現実性のなさを批判してきましたけど、

こればかりはもうちょっと主人公を優遇してあげて欲しかったかな、と。

過去の幸福、現在の不幸よりも、過去の幸福、現在の幸福の方が結果的にはよく見えるんですよね。

足し算して等価になったとしても、現在の幸福度は過去と対比して決まる面が多いので、

右肩上がりの方が良く思われることが多い。

将来の幸福のために現在を耐えることは良く聞く良いお話。

過去の幸福のために現在を耐えるのは一般的に「失敗」のお話として扱われる。

それに、死ぬまで幸福が訪れないとわかっていれば自殺でも何でもするんじゃないかと。

賭け事でもそうですよ。

序盤で負けても後半勝って最終的に赤字だとしても後味はさほど悪くない。

序盤勝って後半負け、結果的な黒字でも、序盤でやめておけばよかったと思うわけで。



大過去は過去よりも価値が小さいですよね。

時間の経過と共に過去の持つ影響力は弱くなり、

積み重ねられていく新たな過去によってつぶされる。

終わりよければ全てよし、と方向的にはかなり似ているのではないかと。



話かなり変わってますけど、昔はよかったなぁ~ってのは辛いです。ほんと。

暗い過去が心の奥でずっしりしてるのも辛いですけどね・・・。

でも、自分がハッピーエンドを望むかというとそうでもないんですよね。

適度にクセのある人生でないとおもしろくは無いでしょう。

何か機械とかでもそうですけど、完璧を目指すと単調になるんですよね。

ミスや事故に対処することで集中力を維持できますからね。

波瀾万丈の方が振り返って楽しいですし。

結局どんな人生が良いんでしょうね。

いや、人生において最良は存在しないべきなのかもしれない。

秒速はいろいろと考えさせられる映画でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿