2010年8月29日日曜日

きゃっほーい

昨日パンクした。というのは、ツイッターで既に書いた話だが。

溝に落ちてパンクしたのは初めてだ。

溝と言っても側溝ではない。道の真ん中にスリックタイヤが丁度入る幅の溝があった。

俺自身も何があったのかよくわかっていない。

丁字路の歩道を走っていると、1m四方ぐらいのコンクリートの蓋みたいなもの、

おそらく地下水路か何かがあるのだろうが、その蓋と路面との隙間が2cmほど開いていたらしい。

構造は視認していたものの、走行に支障を与える可能性を認識できていなかった。

走行中だったので、溝に落ちたと言っても慣性で前に進もうとしていたので、

大きな衝撃を受けながら路面上に復帰していた。当然、大きく混乱していたが。

その際に片側のリムを傷つけてしまい、周期的にブレーキの効きがよくなるようになった。

リムの歪みがなかったのは本当に不幸中の幸い。

縦ブレすら目視では認められないレベルだった。

ただ問題だったのは、その事件が用事を済ませる前だったのと、

携帯ポンプを持っていなかったことにある。



バーストでなかったので、パンクしていないものだと誤認していた。

冷静に考えれば、なんでそんなに楽観的だったのかよくわからない。

行った地域が初めてだったこともあり、冷静でいられなかったのだろう。

事件の後、買い物を悠々と済ませてからパンクの事実に気がついた。

結果論だが、路面に復帰する際に溝の端でタイヤの一点に力が集中したことでタイヤが潰れ、

チューブがリムとコンクリートに圧迫されたことが原因だった。

空気の抜ける箇所は2つあり、潰されたんだな、というのはよくわかった。

ただ、「穴」ではなく、ゴムの組織の崩壊によってメッシュ状になっていたようなので、

携帯ポンプで10分ごとに入れれば走行は可能だった可能性が高い。

当時は、パンク修理キットを買ってこようかな、とも思っていたが、

よく考えればフレンチバルブの空気入れなんて自転車屋にしか、

それもスポーツサイクルを取り扱っている店でないと入手できない。

いずれにせよ徒歩での帰宅以外に選択肢はなかったのだ。

ここまで冷静でない事は珍しい。

基本的に後悔の念はない、ということは移転前からのブログの読者ならしっているだろうが、

今回の非論理的思考にはうんざりした。

冷静さを欠くと、ろくな事がない。

常に楽観的な人は過去を客観視することもないだろうから良いが、

俺の場合は何でもかんでも一歩引いて見ないと気が済まないから、

厄介な性格であると常々思う。

まぁ自分の性格は好きだけどね。

そう思い込んでないとやってらんないよ。

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